マンガの感想やハレの日常について徒然なるままに綴ります。 ネタバレ含みますので、ご注意ください。
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トトロパロ
を最近書いてないですね。吸血鬼パロは連載始めたからいいんですけど、トトロはぶっちゃけ忘れてました(おい
携帯の保存を見てたら、書き途中のトトロが出て来たので、それ加筆して載せますね。
もうここもまで来ると痛い事この上ないですが、まぁ、仕方ないよね。そもそも銀魂でトトロのパロをやろうということ自体が間違いなんだからw
それと、なんだか書く度に分量が増えていってる気がする。最初に書いた神楽ちゃんが銀さんに遭遇される場面はほぼ会話だけだったのに;会話だけでよければすぐ書けるんですが、なんか余計な文を付け足しちゃうんだよなー・・・。
そしてアニ銀見れました!感想は・・・書きます。もうちょい待って下さい。動悸息切れ静めたら書きます!
携帯の保存を見てたら、書き途中のトトロが出て来たので、それ加筆して載せますね。
もうここもまで来ると痛い事この上ないですが、まぁ、仕方ないよね。そもそも銀魂でトトロのパロをやろうということ自体が間違いなんだからw
それと、なんだか書く度に分量が増えていってる気がする。最初に書いた神楽ちゃんが銀さんに遭遇される場面はほぼ会話だけだったのに;会話だけでよければすぐ書けるんですが、なんか余計な文を付け足しちゃうんだよなー・・・。
そしてアニ銀見れました!感想は・・・書きます。もうちょい待って下さい。動悸息切れ静めたら書きます!
過去の日記log見てないと意味分からないです!
――――――
「何が入っているんだろう」
バス停で銀さんにもらったのは、葉でできた小さな包みだった。僕たちは家に帰ってから居間の机の上に置き、わくわくしながら包みを巻いている龍の髭を丁寧に外す。
バラバラ・・・
中から弾けたのはたくさんの木の実。茶色くて、キラキラと光るそれを見て神楽ちゃんは目を輝かせた。
「すごいアル!どんぐりとか木の実とかいっぱいアルヨ!」
「本当だ、とっても可愛いね」
机の上で木の実はあっちこっちに転がってぶつかり合う。とても楽しい光景だった。
「明日はちょうど学校お休みだし、家の庭に蒔いてみようよ!芽が出るかもしれないよ」
「うん!」
僕が提案すると、神楽ちゃんは満面の笑みを浮かべて頷いた。
次の日。
早くに起きると朝食も早々に、僕たちはスコップとジョウロを持って外に出た。
そろそろ夏になろうかという時期だが、まだ朝の空気はひんやり冷たく、庭の木々には朝露がついている。
「ここでいいかな?」
そこはちょうど寝ている部屋の正面辺り。軟らかそうな土が敷き詰められている。小さな雑草が所々に生えていたが、僕がここを木の実の蒔く場所にしようと言うや否や、神楽ちゃんがプチプチと抜き始めた。
「私が雑草抜くから、新八は土を掘るアルヨ!」
「わかったよ」
神楽ちゃんが雑草を抜いた所を、僕はスコップで掘り返す。綺麗に土を均すと、僕はポケットから笹の葉の包みを取り出した。
「大体この位でいいかな。神楽ちゃん、好きな木の実を取って蒔いてごらんよ」
そう言うと、神楽ちゃんは一番大きな木の実を手に取った。嬉しそうに何度か手の上で転がしている。
「へへ、コレにするアル!」
土に少し穴を空け、そこに木の実を埋めていく。
「いつ芽でるかな!明日にはでるかな!」
「早く出るといいね」
僕も木の実を手に取り、土の端から蒔いていった。
そうしてひとしきり蒔き終わるとジョウロで水をあげ、さらに種を播いた土の周りをテープで括っていく。まるで、小さな畑のようだ。
僕は神楽ちゃんと顔を見合わせて笑った。
その後、神楽ちゃんは毎日毎日ジョウロを持って、木の実を植えた所へ行っていた。けれどなかなか芽は出ず、痺れを切らしたのかある夜、寝る前に神楽ちゃんが父上に尋ねた。
「パピー、いつになったら芽が出るアルか?」
「うーん…この森の主なら、わかるかも知れんがなぁ」
パピーにはちょっとわからないなぁ・・・と、父上は顎鬚を触りながら豪快に笑った。
「さ、もう電気消すからな」
二人が蚊帳の中で布団に潜り込んだのを確認すると、電球のスイッチを切る。
「じゃあ、おやすみ」
「「・・・おやすみなさい」」
暗くなった部屋の中に、庭の虫の鳴く声だけが響き始めた。
サワサワ・・・サワサワ・・・・
「ん・・・?」
月明かりが射し込み、それと共に微かな足音が聞こえてくる。
まどろんだまま、風を通すために開けられたままの引き戸の先に目を遣ると、眩く光る銀色が目に入った。
「あれは!」
霞んでいた頭が一瞬で晴れ、隣で寝ている神楽ちゃんを揺り起こす。
「神楽ちゃん!神楽ちゃん!」
「んぅ?何アルか新八ー・・・夜更かしは美容の大敵アルヨ・・・」
「あれ、あれ見て!」
寝ぼける神楽ちゃんの注意を外へと向けさせ、僕もじっと目を凝らす。銀色の影は後ろに白くて丸っこい物体を連れ、庭のちょうど木の実を植えた辺りをクルクルと回っていた。
「銀ちゃん!!」
神楽は飛び起きると、蚊帳の外に飛び出た。
「待ってよ神楽ちゃん!」
それに続いて僕も外へ出る。
裸足のまま、銀色と白が居る畑に向かって僕たちは駆けた。
僕たちが寄ると、銀さんとその後ろに続く白い生き物(アヒルのような口と足を持ち、ぱっちりとした目を持っている)は、木の実を蒔いた畑をじっと見つめて手の平を合わせた。銀さんの手には、バス停で渡した傘が握られており、それを下から上へシュッと伸ばす。すると「ポン!!」という小さな破裂音が鳴り、同時に畑からいくつもの小さな芽が出て来た。
「うわぁ!!」
神楽ちゃんも僕も興奮して、それを真似る。手を合わせて思いきり上へ伸ばすと「ポンッ!ポンポンポンッ!!」土から芽が顔を出した。
「すごい!すごいアル!!」
興奮したように神楽ちゃんは体全体を使い、何度も何度も上下に動く。
僕らの様子を銀さんは横目で見ながら微笑むと、白い生き物と一緒に小さな芽を上へ上へと伸ばし始めた。僕たちもそれに倣って一生懸命手を下から上へ下から上へと上下させる。
「んしょ!んしょ!!」
畑に蒔いた木の実はどんどん大きくなり、それに合わせて僕達も上下に手を伸ばす。
「「わぁぁっ!!」」
とうとういくつもあった芽は畑を飛び出し、一つになって空へ空へと伸び始め・・・
月まで届きそうな大きな大きな木が、庭にできたのだ。
――――――
ちょっと疲れたんでここまでで。
読み直すの恐いんですが・・・まぁ軽い気持ちで読み流して下さいねw
この後どうしましょうかね・・・空の散歩にはもちろん行きたいですが、銀さんを何に乗せましょう?普通に独楽ですかねぇ・・・それとも魔女みたいに洞爺湖?(笑
ではまた気が向いたら続き書きます。
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