マンガの感想やハレの日常について徒然なるままに綴ります。 ネタバレ含みますので、ご注意ください。
[PR]
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
エロ・・・?
この前日記で書いたエロいとかいう文(当社比)が一応書きたい所まで出来たので、日記に放置していきます。
文が適当&中途半端な終わりです。話の中盤で終わっちゃってるんですが・・・もう満足いくまで書いたので続き書くかは微妙です。
そんで、なんかエロいです。別ににゃんにゃんはしてないし、アッチの感じ(どっち?)の話ではないですので、別に〇禁付けるようなものではないですが。おかしいなぁ・・・
以上を踏まえて「読んでやるぜ」という猛者の方はつづきからどうぞー
文が適当&中途半端な終わりです。話の中盤で終わっちゃってるんですが・・・もう満足いくまで書いたので続き書くかは微妙です。
そんで、なんかエロいです。別ににゃんにゃんはしてないし、アッチの感じ(どっち?)の話ではないですので、別に〇禁付けるようなものではないですが。おかしいなぁ・・・
以上を踏まえて「読んでやるぜ」という猛者の方はつづきからどうぞー
「んじゃ、ちょっと銀さんパチンコ行ってくるわ。夕方までには帰るから」
銀時は神楽と新八にそう告げると町へ出た。
何の変哲も無い、いつもの日常。だがパチンコ屋へ行く途中、路地裏から漂う血の匂いにより全てが一変してしまった。
微かな血臭に寄せられて路地へ入ると、そこには若い女の首筋に刀を宛がう男の姿。
「お楽しみ中、邪魔しちゃった?」
木刀をゆっくり引き抜きつつ、銀時はふざけた口調で告げた。女は身体中を切り刻まれており、至る所から血が滲み出ている。
「ククッ、邪魔などではありませんよ・・・えぇ、本当に・・・」
ニヤニヤと気持ちの悪い笑みを浮かべ、銀時を見る。
「SMプレイを否定する気は更々無ェけどよ、これはちィっとやり過ぎってもんだろう」
男の態度や言葉に少しの違和感を感じつつも、銀時の意識はいかにして男の刃を首筋から離すかに集中していた。
「これは私の問題、この女をどうしようと私の勝手というもの」
ねェ、と呟き女の首筋と舐める。カタカタと震える女は、縋る様な瞳で銀時を見つめていた。
だが、銀時はその視線にもどこか違和感を感じた。何かは分からないが、どこか空虚さが映っているような気がしたのだ。
「迷っている暇など、ありますか?」
男が手に力を込めると、首筋から血液が流れ出る。
と、迂闊に近寄る事も出来ず、どうしようか思案していると、一瞬女の身体が撥ねた。
大胆な事に、宛がわれた刀を手で押しのけ必死に男の腕をすり抜けようとしたのだ。それを好機と、銀時は女の元まで駆け寄るとともに男の鳩尾を思い切り蹴り上げる。
男自身も女に抵抗されるとは思わなかったのか少しの動揺が見え、その隙をついたのだ。
「ガハッッ!!」
吐瀉物を撒き散らしながら男が路地に倒れ込むのを見届け、銀時は女へ大丈夫かと声を掛けた。
「あ・・・ありがとう・・・ございます・・・」
気が動転しているのか、ビクビクと震えながら応対する女。普通の反応の筈なのに、それにも不審な感覚を覚える。
だが流石に襲われたばかりの女を放っておくわけにもいかず、ゆっくりと抱き起こす。
「たく、なんだあの気持ち悪りィ野郎は・・・」
訝しみつつ男を見遣る。
と、次の瞬間女が銀時の身体へ手を回し始めた。混乱しているのかもしれないが、流石に抱きつかれるのはどうかと思い、銀時はゆっくりと手を解こうとする。
「おい、ちょっと!!」
「助かりました・・・えぇ、本当に・・・」
ゾクリと背筋が泡立つ。首に回された手から異様な気配が立ち上ったのだ。
次いで首筋に走る鋭い痛み。
「ッッ!!てめッッ・・・」
即座に女の身体を突き飛ばす。だが次の瞬間、身体が傾いだ。
「ッう・・・」
「クスクス・・・クスクス・・・」
グラリと身体が揺れ、視界が反転する。その様子を見つめながら女は乾いた笑い声を立てていた。
「く・・・そッ・・・」
そして視界の奥に、蹴り飛ばした男が起き上がる姿が写った。
「・・・・ぁ・・・あ・・・・・・・ああッッ・・・」
次第に動かなくなっていく身体。
足に力が入らなくなり、ガクリと床に膝をついた。
路地で意識を失い、次に目覚めればそこは見たことのない部屋。その中で銀時は手首に鎖を巻かれて拘束されていた。
身体が重く、力が入らない。
先程打たれた薬と、部屋の中に充満する甘い香の匂いが銀時の身体の自由を奪っているのだ。
「くそッッ・・・はぁ・・・ぁぁ・・・・・・・」
なんとかこの状況を打破しようとするが、身体が言うことを聞かない。さらには強い睡魔にも襲われていて。ガクリと付いた膝は砕けそうに震えている。
「は・・は・・・・ぁ・・・・・い・・・い趣味してる・・・ぜ・・このヤロ・・・ウが・・・・・・ぁ・う・・」
瞼が自然と下りようとするのを気力で抑え、目の前でこちらを笑いながら見ている男を睨みつける。
だが、銀時の刺すような視線が突き刺さってもその男は笑顔を顔に貼り付かせたまま・・・
「ぐ・・・うぅ・・・・・はぁ・・・はぁ・・・ぁぁ・・・ぁ・・・・・・」
銀時を上から見下ろす瞳に映るのは、狂喜。だがその視線を受けながらも、限界が近づいてくる。瞼の重さが耐えられなくなり眼が閉じられていくのだ。
意識が薄れていく中、男が発した言葉が、波紋のように頭に響いた。
「クスッお休みなさい、白夜叉。再び目覚めた時、あなたは私のモノだ・・・・」
「銀ちゃん、帰って来るの遅いアルな」
「そうだね、今日は夕方までには戻るって言ってたのに」
神楽と新八の二人は、銀時が帰って来るのを今か今かと待っていた。
時計の短針は既に七の数字を指している。テーブルには既に新八の作った料理が並べられており、銀時が帰ればすぐにでも食べられるという状況だ。
「お腹空いたアル!新八、まだ食べちゃだめアルか?」
「うーん、もうちょっと待ってみない?銀さんは確かにちゃらんぽらんだけど、言って行った帰る時間を破るなんてそう無いし。きっとすぐに帰ってくるよ」
「・・・帰って来たら、ボッコボコにしてやるアル!」
言いながらも神楽も大人しくソファーに座り、新八と一緒に銀時が帰るのを待つ。
だが、九時を過ぎても銀時が万事屋に戻ってくることは無かった。
(なんだ・・・)
薄ら目をあけると、視界に見たことのない天井が広がっていた。
(ココは・・・オレは・・・)
なぜこんな所にいるのか、何をしていたのか、全く記憶に無い。それどころか、自分が何者なのか、頭に霧が架かったように思いだすことができない。さらには身体も全く動かすことが出来ず、ただ手首の感触から何かに拘束されていることが分かるだけ。
しかしこのような異常事態にも係わらず、銀時に動じる様子は全く無かった。
(オレは・・・・・・)
体の内部から湧き上るのは、得体のしれない高揚感。脳は冷え切っているのに、身体がゾクゾクと疼く。
部屋には甘い香りが漂っており、それは不快なものではないが、まるで身体の芯に届くようで。
「あぁ、お目覚めになりましたか」
と、扉が開く音がして男の声が響いた。それはコツコツ足をとを響かせ銀時の横へとやってくる。
「あぁ、その瞳だ・・・私の求めていた、夜叉の瞳」
男は銀時の顔を覗き込み、呟いた。その声は甘く、銀時の脳に直接響き渡る。
さらに男は銀時の頬に触れ、愛おしむように撫でた。普通なら嫌悪感を感じるのだろうが、今の銀時にそのような感情は働かない。ただ、男の手が自分の顔を撫でまわすのを横目で見ているだけ。
その反応に満足したのだろう、男はニィと深い笑みを浮かべた。
「あぁ、本当に手荒な真似をして申し訳ありませんでした」
言いつつ、部屋の脇にあったガラス製の容器に蓋をする。すると段々と甘い匂いが薄れていった。
さらに銀時の身体を拘束していたであろう鎖を外していく。
「さぁ、これで動ける筈です・・・どうぞ、起き上がってください」
言葉が脳の奥にまで浸透し、自然に身体が動く。
銀時は起き上がると、男の前に静止した。
「ククッ、本当に美しい・・・あなたには、白装束が良く似合う・・・」
銀時の恰好は攘夷時代の物と全く同じ。丁寧に鉢巻まで巻かれている。
うっとりとした表情で見つめながら男は脇に立て掛けてあった刀を掴むと、ゆっくりと鞘から引き抜いた。出てきたのは、揺らめく銀色の刀身。
それを己の手の平へ付け、引いた。血が溢れ出し、ポタポタと床を紅く染め上げていく。
銀時の視線は自然とその紅に集中した。ドクドクと、心臓が早鐘のように鳴っている。
男はその血濡れの手を銀時の頬へと宛がい、撫であげた。先程よりも、優しく、ゆっくりと・・・
「・・・ぁ・・・ぁぁぁ・・・」
血の、生温くてねっとりとした感触が肌に纏わりつく。
自然と銀時の唇は持ち上がり、声が漏れた。意識はしていないのに、唇から洩れる声。
血の付いた箇所が熱を帯びてゆき、さらにそれと共に身体の高揚感も高まっていく。
そう、まるで人を斬った時のように-
「白夜叉・・・」
顔だけにとどまらず、銀時の身体中に血を散らしながら男は囁いた。
甘いその言葉は身体中へと浸透し、脳内を侵す。
「身体中を天人の血で染め上げたあなたは、本当に美しかった・・・」
再び顔へと戻ってきた男の手が、銀時の口内へと侵入し始める。そのせいで口内には鉄錆のような味が広がった。
鉄―血の味を感じ取った銀時の顔に浮かぶのは喜悦。
「は・・・はは・・・・・ははははははは・・・」
知らず漏れ出る嗤い声。ただ可笑しかったのだ。自分の口内に広がる血の味が。
意識はあるのに、思考は働かない。まるで虚空にでも彷徨っているかのような感覚。
だが、その何もない中でも血の味だけはハッキリと感じ取れている。一滴、一滴と、身体に男の血液が入る度に身体が熱くなっていく。それはとても心地良いもので。
ぴちゃぴちゃと、銀時はいつの間にか男の手から滴る血を自分から舐め上げていた。
「あなたは・・・夜叉・・・」
高ぶった身体に暗示を掛けるよう、男は銀時の耳元に唇を寄せる。
「血を求める・・・夜叉・・・」
虫唾が走るほどの、甘い声。
「私が、あなたの願いを叶えて差し上げましょう・・・」
そっと呟かれた言葉は大きく脳内で反響し、銀時の全てを奪っていく。
自分の思考が消え失せた銀時は、ただただ血を求めるという快楽に溺れていった。
―――――
まぁ何をしたかったかというと、ただ銀さんを洗脳してみたかったというね、ただそれだけの話です。
いらない補足ですが、最初の女の人は男に操られてただけで、別に悪い人じゃないです。
PR
COMMENT
TRACKBACK
TrackbackURL